はじめに:ホロスコープってどんな図なの?
ホロスコープは「空の地図」
~休日の会議室にて、西洋占星術部、開催~

ホロスコープって結局なんなんですか?
あのまるいやつ、難しそうで目が回りそうです…

「あなたが生まれた瞬間の空模様」を図式化したものです。
地球を中心に一周するから、丸くなっていて、上が天頂、下が地面です。
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なるほど…生まれた瞬間の「空」を地球から見た地図。
だから、私たち一人一人違うホロスコープになるんですね。

時間も場所も違えば、見える空の景色も違ってきます。
双子のホロスコープは、ほとんど一緒だけれど、時間によって少し異なります。
STEP②で得られること
STEP②を読み終えるころには、
- ホロスコープがどんな図なのかが分かる
- 円形に意味がある理由が理解できる
- サイン(星座)、ハウス、天体、アスペクトの基本構造が分かる
- ホロスコープを見るのが怖くなくなる!

難しい言葉たちは私がガンガン質問するから任せてね~♡
ホロスコープの基本構造を知ろう
ホロスコープはなぜ「円」なの?
ホロスコープが円なのは、天体の動きを360度で表現しているからなんです。
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360度だと、どこがはじまりでどこが終わりか分からないね…
天体は、地球を中心にして回ってるから、地球中心で円を描きます。
地球から見ると、天体は一周するので、はじまりや終わりはありません。
地球中心で空を360度表している

地球を中心にして、空の天体がぐるっと一周しているイメージかなぁ…?
まさにその通り!ホロスコープの円は空全体を象徴しています。
上下左右にも意味がある
ホロスコープをさらに深堀りすると、円の上下左右にも意味があります。
円の上側は、天頂(テンクロス)と言って、その人の社会的な立場や目標を示します。
下側は地平線(アセンダント)と言って、その人のプライベートや内面を表します。
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上が外向き、下が内向きって感じだね!
※ テンクロス、アセンダントを知りたい場合は生年月日の正確な時間や場所が必要です。
ホロスコープを作る4つの要素
ホロスコープは4つの要素でできています。
- サイン(星座):「性格・キャラクター」を示す
- ハウス:「どの分野でそれが起こるか」を示す
- 天体:「どんな力が動くか」を示す
- アスペクト:「天体同士の関係性」を見る

ワケワカラン専門用語がいっぱい~

このあと、詳しく説明します。
サイン(星座)が12個並んでいる
次は、ホロスコープに並んでいる「12個のサイン(星座)」を見ていきましょう。
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12個…あれ全部意味があるんですよね?

12のサインはそれぞれが性格の色付けをしています。

「星座」のことは「サイン」って言うんだ!
これからは、「サイン」って呼びますね~♡(笑)
12のサインは性格の色付け

「性格の色付け」って、どういうこと…?
それぞれのサインは、あるエネルギーや特徴を持っています。
サインによって、人生のテーマや性格がちょっとずつ変わってきます。
各サインに特徴がある(牡羊座~魚座)
12サインにはそれぞれ特徴があります。
例えば、牡羊座は行動的でエネルギッシュだし、乙女座は慎重で分析的。
それぞれが、その人の個性や性格の面に影響を与えています。
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なるほど…だから、「星占い」で言われる特徴があるんですね!
「ハウス」という区切りもある
次は、「ハウス」を見てみましょう。

「ハウス」って、おうち?
エリアみたいなイメージですか…?
ハウスは、ホロスコープの円を12等分に分けたエリアで、人生の12の領域を示しています。
人生の12領域を示す
例えば、1番目のハウスは「自己・アイデンティティ」、2番目のハウスは「お金・所有」…といった具合に、1つ1つが人生の異なるテーマを表しています。
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なるほど…自分がどのエリアで何を大事にしているかが分かりそうですね!
サインとは別の意味を持つ
ハウスはサインは別の意味を持っています。
サインが「性格の色付け」をしているなら、ハウスは「どんなテーマでその性格を表現するか」に関わってきます。
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サインとハウスで、「どこ」と「どう」が決まるってことか!
「天体(惑星)」たちが配置されている
惑星はキャラクターみたいなもの
ホロスコープの中で1番大事な「主役」は、「天体(惑星)」です。
それぞれの天体は、「キャラクター」みたいな個性や役割があります。

えっ、惑星にキャラクター?かわいい~♡
例えば、太陽は「自分らしさ」や「人生の目的」を表します。
月は「感情」や「安心感」という風に、それぞれテーマがあります。
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つまり、惑星がそれぞれ「担当テーマ」を持っているってことか。
太陽・月・水星・金星・火星 etc
登場する天体(惑星)たちと、それぞれが象徴するテーマはこんな感じです。
- 太陽:人生の目標・自分らしさ
- 月:感情・安心感・本能的な反応
- 水星:知性・伝達・考え方
- 金星:愛情・美意識・好み
- 火星:行動力・闘争心・エネルギー
このほかにも、木星、土星、天王星、海王星、冥王星…といった天体もホロスコープには登場します!
各惑星が担当するテーマがある
惑星たちは、それぞれ担当しているテーマ(役割)が違うので、「どの惑星が、どんなサイン・ハウスにいるか」を読むことで、その人の個性や得意なこと、行動パターンが分かってきます。
惑星はどのサイン・ハウスにいるかで意味が変わる
惑星はホロスコープ上のどのサイン(星座)にいるか、どのハウスにいるかで意味が変わります。
その惑星の「性格」と活躍する「場所」が変わります。

例えば、どんなふうに?
例えば、「太陽」が「牡羊座」の「1ハウス」にある人は、自分自身に対して、エネルギッシュで挑戦好きな人生を歩むかもしれません。
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なるほど…
サインが性格の色をつけて、ハウスがどの場面でそれが出るかを教えてくれるんだ!
サインの性格+ハウスの場所=その人の個性
まとめると…
- 惑星=何をするか(担当テーマ)
- サイン=どんな性格でそれをするか(性格の色)
- ハウス=どの分野でそれを発揮するか(場所)
この3つを組み合わせて読むことで、「その人だけの個性」や「人生の流れ」が見えてきます。

「惑星」「サイン」「ハウス」この3つの組み合わせを意識することが、ホロスコープを読む基本中の基本です!
惑星同士の関係性を読む(アスペクト)
惑星同士が「角度」でつながる
ホロスコープに描かれている意味深な線、これがアスペクトです。

アスペクト…?とは…?
専門用語多いなあ…ふわり挫折しそう…(小声)
アスペクトとは、簡単に言うと、惑星同士が「何度の角度」でつながっているかを示しています。
角度によって、惑星たちが「仲良く」してるのか、「衝突・緊張」しているのかが分かります。

ホロスコープはただ天体の場所を見るだけじゃなくて、「惑星たちがどんな関係を結んでいるか」を読むのも、超重要です!
角度には仲良しもあれば緊張もある
アスペクトにはざっくりこんな種類があります。
- トライン(120度):超仲良し!スムーズにエネルギーが流れる
- セクスタイル(60度):いい感じに協力できる
- スクエア(90度):ぶつかり合いや葛藤を生みやすい
- オポジション(180度):真逆の引っ張り合い(でも成長できる!)
「仲良しな関係」もあれば「衝突して試練になる関係」もあります。

最後の「オポジション」は夫婦に多いと言われています。
ほかの種類もあるのだけれど、メジャーなものを紹介してます!

色々難しいけどさ、全部覚える必要はないよねぇ…?
うんうん、検索したら出てくるもんね(…自分に言い聞かせる)
アスペクトは性格や人間関係にも影響する
例えば、「太陽」と「月」が仲良しのアスペクトを持っている人は、自分の気持ちとやりたいことが自然に一致しているから、すごく生きやすいです。
逆に衝突するアスペクトを持っている人は、やりたいことはあるけど、心がついてこない…みたいな葛藤を抱えやすいです。
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つまり、アスペクトを読むと、その人の「内面のバランス」とか「人間関係のクセ」も見えてくるってことね!
内面の葛藤や強み・弱みが見える
アスペクトを読むと、
- どんな葛藤を抱えやすいか
- どんな才能や強みを持っているか
- 人とどう関わりやすいか
がまるっと見えてきます!

アスペクトは、ホロスコープの「味付け」みたいなもの。
天体やサイン・ハウスを読んだ上で、さらに奥深い理解をくれるんです。
まとめ:ホロスコープは「宇宙の設計図」
ここまで学んできたホロスコープは、一言でいうなら「宇宙の設計図」と思ってください。
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これまた大げさな…!!
でも、まあ、そういうことになるのかぁ…(納得はいっていない)
ホロスコープは「空の写真+性格地図」
ホロスコープは、「生まれた瞬間の空の写真」であり、「その人の性格や人生を読み解く地図」でもあります。
- どんな性格を持っているか
- どんな分野で活躍できるか
- どんな課題に向き合うことになるか
ぜんぶ、この丸い図に組み込まれています。
次回から、パーツを1つずつ詳しく見ていこう!
次回からは、ホロスコープを構成する「パーツ」(サイン、ハウス、天体、アスペクト)をひとつずつ詳しく掘り下げていきます!

いよいよ「牡牛座」とか「双子座」の意味も出てくるってことですね!
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わぁ、楽しみ!ゆっくりじっくりマスターしたいな。
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