はじめに:星座って「誕生日のやつ」でしょ?(でも実は…)
もう、西洋占星術が「ただの星占い」じゃないことには、気づいたはず。
さて、今回のテーマは「12サイン(星座)」です。

えっ、サイン(星座)って、「誕生日で決まるやつ」でしょ?獅子座とか!
-e1745733386743.jpg)
うんうん、確かにそうなんだけど…
実はもっと深い意味があるんだよね~
はい、今日からは「星占いでよく聞く星座」と、「西洋占星術で扱う12サイン」の違いをきちんと押さえていきましょう!
星占いと西洋占星術の星座は違う?
基本的に、星占いと西洋占星術のサイン(星座)のイメージは一緒です。
※象徴をとらえるので、読み解く人によって言葉が異なる場合はあります。
-e1745733386743.jpg)
一般的な「星占い」って、ほとんどが「太陽のサイン」だけで見てるんだって。

ふむ、、つまり、ふわりは「牡牛座」生まれだから、太陽のサインが牡牛座にあったってことか!
そうなんです。だから、星占いは間違ってはいないけれど、西洋占星術では、太陽だけじゃなくて月、金星、火星…など、たくさんの天体がどのサインにいるかも見ます。

なるほど…!
じゃあ、私は太陽星座が牡牛座だけど、月星座、金星星座…はまた別のサインってことか!

そうなんです。正確なホロスコープを作成する場合は、生まれた「日にち」「時間」「場所」が必要です。
STEP③で得られること
STEP③を読み終えるころには、
- 12サイン(星座)が持つ「エネルギーの特徴」が分かる
- 4つのエレメント、3つのクオリティという分け方を知る
- 自分の太陽サインを深く理解できる
- 「12星座には優劣がない」理由を知る
- 自分の中にある色んなサインの影響を感じ取れるようになる
がイメージできるようになります。
サイン(星座)とは何か?
ここからはいよいよ本題。
「サインって何?星座って何?」を、分かりやすく解説していきます。
サインは「性格・雰囲気」を表すエネルギー
サインは簡単に言うと、性格とか雰囲気を表すエネルギーです。
一人一人が持っている世界の「感じ方のフィルター」みたいなものです。
-e1745733386743.jpg)
例えば、「天秤座」っぽい人って、美しいものが好きで優柔不断!ってイメージあるよね?
そうですね、サインは「どの天体」にくっつくかによって意味合いが変わるけど、基本は「そのサイン特有のエネルギー」を表しています。
12サイン=12通りの「世界の感じ方」
サインは全部で12種類。
つまり、世界を感じる方法が12通りあるということになります。

へぇ~!じゃあ、「みんな同じものを見てても、違う風に感じてる」ってことか!
-e1745733386743.jpg)
そうそう、例えば同じ”桜”を見ても
・情熱的に「新しいスタートだ!」って感じる牡羊座
・「春って美しい」ってしみじみ感じる魚座
みたいに反応が違うんだよね。
そうなんです、その違いを読み解くのが、サインを学ぶ面白さになります。
星座は「空に浮かんでいる星座」とは別物?
ここでひとつ注意したいのが「星座=空に見える星の並び」とは別、ということ。

えっ、あの夜空に光ってる星たちじゃないの?
もともとは、星の並び(星座)から名前をとっていますが、西洋占星術でいうサインは、地球から見た太陽の通り道を12分割したものになります。
-e1745733386743.jpg)
つまり、「双子座エリア」「山羊座エリア」っていう、空の区分ってことね!

そうそう、だから夜の空の星座の形とは、直接は関係がないんです!
神話の星座とは切り離して考える
ちなみに、神話に出てくる星座の物語と、西洋占星術のサインの意味は、基本、別物と考えてもらって問題ありません。

ええっ!じゃあ、ギリシャ神話のイメージって関係ないの?
関係はあります。ただ、「あの神様がどうした」って話を知らなくても、西洋占星術のサインは正確に読むことができます。
-e1745733386743.jpg)
神話の話ばっかり読んでると、逆にサインの本質からズレちゃうこともあるんだって!
なので、これからは「神話の登場人物」とか「星空の形」はいったん脇に置いて、エネルギーそのものとしてサインを感じていきましょう。
12サインの大きな分類
ここからは、12サインをもう少し大きなグループに分けてみていきます。
サインは「エレメント(4分類)」と「クオリティ(3分類)」で性格づけされます。

色んな分け方があるんですね~♡

そうなんです!
これ以外にも色々な分け方が存在します。
4つのエレメント(火・地・土・水)
まずは、エレメント。
サインを「火」「地」「風」「水」に分けます。

また、専門用語かぁ…(ため息)
火のサイン:直観と行動
火のサインは、情熱、直観、すぐ動くっていうエネルギーを持っています。
-e1745733386743.jpg)
「牡羊座」「獅子座」「射手座」が火のサインだね

元気で前向き!な感じかなぁ…?
「頭で考える前に動く!」タイプ。情熱の火花を散らして、世界を切り開きます。
地のサイン:現実と安定
地のサインは、現実的で安定志向。目に見えるものを大事にします。
-e1745733386743.jpg)
「牡牛座」「乙女座」「山羊座」が地のサインだね

コツコツ積み重ねるイメージ…?
成果を積み重ねる力に長けています。地に足をつけて人生を築いていきます。
風のサイン:知性とコミュニケーション
風のサインは、知性とコミュニケーションが得意。
-e1745733386743.jpg)
「双子座」「天秤座」「水瓶座」が風のサインだね

おしゃべり好き?みたいな感じかなぁ…?
情報を集めたり、人とつながったりして世界を広げていくタイプ。フットワーク軽めです。
水のサイン:感情と共感
水のサインは、感情、共感、感受性がキーワード。
-e1745733386743.jpg)
「蟹座」「蠍座」「魚座」が水のサインだね

繊細で優しいイメージ…?
目に見えないものを感じ取る力が強いです。愛情や直観を大事にして生きるタイプです。
3つのクオリティ(活動・不動・柔軟)
次はもう1つの分け方、クオリティです。
サインにはそれぞれ「活動宮」「不動宮」「柔軟宮」という3つのクオリティがあります。

これもとっても重要な観点!
ふわりちゃん、挫折しないでついてきてね!
活動宮:スタートを切るエネルギー
活動宮は、動き出すエネルギー。新しいことを始める力が強いです。
-e1745733386743.jpg)
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座が活動宮だね

最初の一歩が得意ってことか!
「ゼロからイチを生み出す」タイプ。現状に満足せず、前に進もうとします。
不動宮:形を守り続けるエネルギー
不動宮は、安定させる・守り続けるエネルギーです。
-e1745733386743.jpg)
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座が不動宮だね

動かざる山のごとし…!
一度決めたら揺るがないタイプ。信念を持って物事を続ける力が強いです。
柔軟宮:変化に適応するエネルギー
柔軟宮は、変化を受け入れて調整するエネルギーです。
-e1745733386743.jpg)
双子座、乙女座、射手座、魚座が柔軟宮だね

臨機応変ってことだね!
状況に合わせて形を変えるタイプ。柔らかくしなやかに生きていく力を持っています。
12星座をざっくり紹介!
ここからは12星座をざっくり解説していきます。
「自分がどのサイン(星座)か」は、知っている人は多いです。でも本当の意味での「星座の性格」は意外と知られていないかもしれません。

私は牡牛座!
名前は分かるけど、中身は何となく…って感じかも
このセクションを読めば、「あの人って○○座っぽいよね」と言えるレベルになるかもです。
牡羊座(おひつじ座):スタートダッシュの星
トップバッターは牡羊座!
何事にも一番に飛び込むエネルギーを持っていて、スピード感が命。勢いで突っ走るところもあるけど、それが魅力です。

考える前に動く!火のサインの代表格です。
牡牛座(おうし座):五感と安定を愛する星
好きなものを大事にしたい「触れて、感じて、味わって」がモットーの牡牛座。
ゆっくりでも、しっかりを自分の世界を守り抜くタイプです。
-e1745733386743.jpg)
マイペースって言われがちだけど、実はすごく信頼できる存在だよね!ふわりちゃんもね!
双子座(ふたご座):知りたがり屋の星
とにかく情報が大好き!世の中のこと、誰かのこと、「知ること=楽しい!」って感じの双子座。
頭の回転が速くて、おしゃべりも軽やかです。

「へ~それ知らなかった!」ってセリフが口癖です。
蟹座(かに座):守りたい家族愛の星
家族・仲間・心のつながりが何よりも大事。「わたしの大切な世界」を包み込むエネルギー。感情に敏感で、時に傷つきやすいけど、その分深い愛を持っています。
-e1745733386743.jpg)
身内への愛情は超濃厚!私、実は蟹座なんだぁ…
獅子座(しし座):自分らしさで輝く星
「私を見て!」が自然にできる太陽みたいな存在。堂々としていて、ドラマチックな魅力があります。自分に誇りをもって生きることがテーマ。

自信満々なようで、実はめっちゃ努力してるタイプ!
乙女座(おとめ座):整理整頓・分析の星
「気づく力」と「整える力」がピカイチ。細やかで、「どうすればもっと良くなるか?」を常に考えてるタイプです。献身的でサポートも得意。
-e1745733386743.jpg)
ちょっと神経質?って思われるけど、それだけ丁寧な証拠だよね!
天秤座(てんびん座):バランスと美を求める星
人との関わりが人生のがテーマ。調和、対話、センスの良さで世界を整える。公平でスマートに見えるけど、実は優柔不断な一面もあります。

「どっちも素敵で選べない~!」が天秤座あるあるです。
蠍座(さそり座):深く愛し・深く関わる星
表面的なことには興味なし。真実・本質・魂の結びつきを大切にするタイプ。ちょっとミステリアスだけど、信頼した人にはとことん一途です!
-e1745733386743.jpg)
好きになったら、とことん愛する。ちょっと重め、でも本気。
射手座(いて座):自由を愛する冒険の星
「もっと遠くへ!」「もっと自由に!」がテーマ。好奇心と行動力があって、「常に自分の可能性を広げたい!」と思っている人です。

海外・旅・哲学・スピリチュアル…どれも射手座っぽい!
山羊座(やぎ座):コツコツ現実を築く星
努力、計画、責任感。「ちゃんとやる」が似合う人。高い理想を胸に、着実に結果を出すプロフェッショナル気質です。
-e1745733386743.jpg)
おちゃらけて見えても、中身は超真面目だったりするよね。
水瓶座(みずがめ座):未来志向・個性派の星
常識にとらわれない「自分だけの価値観」を持っています。ユニークで、時代の先を行くような発想力。ちょっと風変わりだけど魅力的です!

「それ、どこから思いついたの?」って感じの人、多いです!!
魚座(うお座):境界を超える共感の星
優しさと想像力のかたまり。自分と他人、現実と夢、その境界があいまいな感性の持ち主。芸術性やスピリチュアルな感覚も強いです。
-e1745733386743.jpg)
「一緒に泣いちゃうタイプ」って魚座っぽいかも!
どうでしょう、自分のサインの説明に共感できましたでしょうか?
サインは「役割の違う12人のキャラ」と思おう
ここまでで、12サインそれぞれの特徴がなんとなくつかめてきたと思います。
でも、ここで大事なことがひとつ。「どのサインが一番すごい」とか「自分のサインってハズレかも…」って考え方、それ全部誤解です!

サインは、学校の通知表じゃないんです!
「この星座は優秀」みたいなのは、ナンセンス。
12個のサインに「優劣」はない
12サインは、それぞれが「世界に必要な役割」を担っているキャラクターたち。
だから、牡羊座の行動力も、魚座の共感力も、山羊座の実行力も、全部大事です。

12人でひとつのチームを作ってるみたいな感じかなぁ…♡
それぞれに得意・不得意があるだけ
例えば、双子座は「浅く広く」が得意だけど「1つに深く集中」は苦手。
逆に蠍座は「1つを掘り下げる」は得意だけど「サラッと流す」はちょっと苦手。
でも、どちらが上という話ではありません。

パスタを食べる「フォーク」と、スープをすくう「スプーン」どっちが優秀?って話と一緒。役割が違うんです!
サインのエネルギーは誰もが全部持っている
実は私たちって、全員「12サイン全部の性質」を持っています。
ホロスコープを見ればどのサインの影響をどんな場面で受けているのかが分かります。
太陽星座だけで人は語れない!
雑誌やネットの「星占い」で使われるのは主に太陽星座。
でも、感情は月、愛し方は金星、行動力は火星…全部違うサインにある可能性もあります!
つまり、本当のあなたは「太陽星座だけ」じゃ分からないんです。

だから、ホロスコープ全部を読めるようになると、面白いです!
まとめ:サインは「世界の切り取り方」
12サイン(星座)は、それぞれに独自の「世界の見え方」「感じ方」「リアクション」を持っています。つまり、「世界をどう切り取っているか」という、人生のフィルターです。
-e1745733386743.jpg)
これ、分かる気がする!
同じこと言われても、私は凹むけど、友達はケロッとしてるとか…それも「感じ方」の違いなのかな…?
自分の太陽サインをまず知ろう
12サインの中でも、まず見てほしいのが「太陽のサイン」。
これは、生まれたときに太陽がどのサインにいたかで決まる、いわゆる「誕生日の星座」です。

太陽のサインは、同じ日でも、時間帯によって異なることがあります。
正確に調べたい場合は、<こちら>から、調べてみてください。

じゃあ、まずは、自分の太陽サインからチェックだね…♡
次回は「ハウス」=人生の12の舞台を知ろう!
サインは「性格の色」、ハウスは「その色が発揮される場所」です。
例えば、同じ「水瓶座」でも、活躍するフィールドが違えば、全然印象が変わります。

えっ、性格が同じでも「どこで出るか」によって違うってことですか…?
そうなんです、サインが「エネルギーの性質」なら、ハウスは「そのエネルギーが使われる場所」。
次回、STEP④では、この「ハウス」の基本構造と意味を、分かりやすく解説します!
コメント