はじめに:「サインの次はハウスって、何それ?」

サインの次は…ハウス?
え、なにそれ、急に家の話?フドウサン占い…?
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星座までは予習できてたんだけど、ハウスって急に専門用語でつまづいた…
いいリアクションですね…!
サインが「どんな性格か」を教えてくれるなら、ハウスは「それがどこで発揮されるか」を示す場所になります。
サインが「性格」なら、ハウスは「舞台」
サインは、その人が「どういう性質」を持っているかを表すものでした。
一方、ハウスは「その性質が、人生のどこで発揮されるのか」という「場所」を表しています。

サインの「性格」をどこの「舞台」で発揮するかですね!
例えば、コミュニケーションが得意な双子座の人でも、それが仕事の場で発揮されるのか、家族で発揮されるのかでは、全然違った印象になります。
STEP④で得られること
STEP④を読み終わるころには、
- ハウスの基本的な意味と構造
- 12のハウスそれぞれが表す「人生の領域」
- 自分のホロスコープでハウスを読むヒント
がイメージできるようになります。
ホロスコープにおけるハウスの役割
ハウスは「人生の12の分野」

人生の分野って…どんなのがあるんですか?
例えば、恋愛・仕事・お金・友達・家族・パートナーシップ…12ハウスは、人生をジャンル分けして見せてくれます。
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つまり、「その人らしさ」がどんな場面で出るかってことか。
山羊座っぽい性格でも、それが恋愛に出る人と、仕事に出る人がいるってこと?
まさにそうなんです。サインや天体が「どのハウスにいるか」で、発揮される分野が分かります。
恋愛・お金・仕事・人間関係 etc…ジャンル分けして考える
それぞれのハウスには、以下のようなテーマがあります。
- 第1ハウス:自分自身、見た目
- 第2ハウス:お金、所有
- 第5ハウス:恋愛、自己表現
- 第10ハウス:仕事、社会的な役割
…などなど。
つまり、どの天体がどのハウスにいるかで、「そのテーマでどんな性質を持つのか」が見えてくるのです。
サインや天体が「どこにあるか」が重要になる
ホロスコープを読むとき、「どの天体が」「どのサインで」「どのハウスにあるか」をセットで読むのが基本です。
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つまり、天体×サイン×ハウスの3つを組み合わせるのね!

そうですね、でも今は「ハウスは場所」という感覚を、つかんでおけばOKです。
ハウスは時間と空間の概念

ハウスってなんで人によって違うんですか?

それは「生まれた時間と場所」が違うからです。
ホロスコープは、その人が生まれた瞬間の「空の様子」を地球からみた図。つまり、同じ日でも、生まれた時間と場所によって、ハウスの配置が変わるのです。

「双子」がまさにいい例で、サインや天体の配置はほとんど一緒だけれど、時間によってハウスは異なります。
ホロスコープの「地上目線」=誕生地と時間がカギ
ハウスは「空の地図を、地上から見たとき」の感覚がベース。
だから、「どこで生まれたか(緯度)」と「何時に生まれたか」が超重要です。
上下左右の線に意味がある(ASC・MCなど)

ASC…MC…ナンジャラホイ…?
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あーなんか、ホロスコープの横と縦の線!みたことある!
ホロスコープの基本構造であるこの十字は、以下のような意味を持ちます。
- ASC(アセンダント)…東の地上線:自分の見た目・スタート地点(第1ハウスの始まり)
- MC(ミディアム・コエリ)…天頂:社会で目指す場所・キャリア(第10ハウスの頂点)
この横縦の十字が、ホロスコープ全体の骨組みになります。

だいじょうぶ。難しい言葉は、いつでも調べられる。
(自分に言い聞かせる…(笑))
12ハウスをざっくり紹介!

ハウスって12個もあるの?覚えられないですよ~

今はざっくりでOKですよ。
ひとつひとつが、人生のいろんな場面を表していると思ってください。
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恋愛とか、仕事とか、家族とか…それぞれに「ステージ」がある感じね?
そうですね、それぞれのハウスを舞台に例えて、イメージしやすく紹介します。
第1ハウス:自分自身・第一印象・見た目
自分らしさや外見、第一印象の出発点。アセンダント(ASC)がここにあります。「人生の幕開け」の舞台です。
第2ハウス:お金、所有、価値観
自分が何に価値を感じ、何を大切にするか。そしてお金やモノとの関係もここ。「私はこれが好き!」を表す場所です。
第3ハウス:コミュニケーション・学び・兄弟姉妹
言葉、伝えること、情報のやりとり、近しい人とのやりとりなど。小さな学びと日常の情報交換のステージです。
第4ハウス:家庭・居場所・ルーツ
家族、住まい、自分の根っこ。落ち着ける「内側」の世界です。「帰る場所」を象徴する舞台です。
第5ハウス:恋愛・創造性・子ども
ワクワク、ドキドキ、楽しいこと、好きなこと。恋愛や表現、創造性の場所です。「好き!」が輝くステージです。
第6ハウス:仕事・健康・日常の習慣
働き方、体調管理、ルーティンなど、日々の現実的なことを扱う舞台。「ちゃんとする」ことがテーマの場所です。
第7ハウス:パートナーシップ・結婚・他者との関係
「対・他人」のステージです。恋人、結婚相手、ビジネスパートナーなど。自分を映す「鏡」のような存在と向き合う場所です。
第8ハウス:共有・深い結びつき・継承
他人と深く関わり合うこと。お金や感情、秘密、親密さ…。表面的じゃない関係が生まれるステージです。
第9ハウス:探求・哲学・海外・理想
「もっと広く知りたい!」という冒険心、学び、思想、旅、海外との縁など。人生の「拡大」を司る場所です。
第10ハウス:キャリア・社会的役割・目標
社会の中で「自分はどう見られたいか」「何を目指すか」を表す舞台です。ミディアム・コエリ(MC)がここにあり、人生の“山頂”のような場所。
第11ハウス:仲間・未来・コミュニティ
友達、ネットワーク、団体活動など、「横のつながり」を大事にする場所です。未来への希望も11ハウスが担当します。
第12ハウス:無意識・癒し・スピリチュアル
言葉にならない内面、潜在意識、スピリチュアル、秘密…。「目に見えない世界」とつながる、最も内側の舞台です。
サイン×ハウスで「どんな性格がどこに出るか」が分かる
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性格はサインで、舞台はハウス、か…
なんかサインとハウス、対比した言葉が並んでるなってイメージ。

そうですね、1ハウスは牡羊座っぽいし、12ハウスは魚座っぽいですよね。
覚えるときは、そのように覚えるといいかもです!
サインとハウス、それぞれ似たような概念を持ち合わせていますが、基本的にはサインが「性格」、ハウスが「舞台」で、表現される場所が異なります。
同じサインでも、ハウスが違えば印象が変わる
例)「獅子座」が第5ハウス → 自己表現バクハツ型
自己表現の舞台に、自己主張の星座があると、とっても華やかで目立つタイプに!
例)「獅子座」が第12ハウス → 表に出ない内なる誇り
見えない内面の領域に獅子座があると、表立って目立たなくても「私は特別」という誇りを内に秘めるタイプに。

同じ獅子座でも全然違う人になるんだね~~!
天体が入っているハウスは「その分野にエネルギーが集中」
ホロスコープを見ると、いくつかのハウスに天体がギュッと集まっていることがあります。
それは「その分野が人生のテーマです!」というサイン。
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私、6ハウスに天体がめっちゃあるんだけど…日常に追われがちなのってそのせいかも。

そうなんですね。たしかに、その分野に「力が入っている」という風に読めます。
まとめ:ハウスは人生を映す12のステージ
12ハウスは人生という大きな物語を分野ごとに分けたものです。

性格を舞台に立たせて、人生の物語を演じてるって感じかなぁ…?
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自分のハウスって、「自分がどんな場所で、どう生きる人か」を知る手がかりになるね~!
自分のホロスコープで「強調されてるハウス」を探してみよう
天体がたくさんあるハウス、目立つポイント(ASC、MCなど)があるハウスを見てみましょう。
そこがあなたの「人生の中心舞台」かもしれません。
次回は、性格や欲求の「キャラクター」である「10天体」について!
次は、「どんな性格のキャラクターが登場するか」を見ていきます。

登場人物紹介ですね!楽しみ~♡
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なるほど、サインとハウスと天体、だんだん繋がってきた!
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